なぜ「Google コンテンツ配信ネットワーク対応(AMP)」が注目されているのでしょうか。AMP は、モバイルユーザーが快適にホームページを見られるように Google と Twitter が共同で立ち上げた規格です。AMP(Accelerated Mobile Pages)を直訳すると、「モバイル用のページを早くする」という意味です
AMP は、ページの情報を検索エンジンが先読みして、検索結果からのリンクをそちらに向けることで、いちいちページに飛ぶことなくデータを表示させています。サイトが AMP に対応すると、高速にユーザー側に表示されるようになります。待ち時間が減ることでユーザーの印象が各段に上がり、離脱率の改善につながります。
サイト高速化への理解
サイト高速化について必要性の理解のために、以下に有名な言葉を引用します。
表示速度が 1 秒から 3 秒に落ちると、直帰率は 32%上昇する。 表示速度が 1 秒から 5 秒に落ちると、直帰率は 90%上昇する。 表示速度が 1 秒から 6 秒に落ちると、直帰率は 106%上昇する。 表示速度が 1 秒から 10 秒に落ちると、直帰率は 123%上昇する
出展:Google - Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed
3 秒を過ぎると 57%のユーザーがしびれを切らし、訪問を諦めることがわかっている
出展:マイナビ 3 秒が許容範囲 - Web サイトのパフォーマンスが重要な理由
モバイル経由のアクセスでは表示速度が 3 秒のときにコンバージョン率が最大化し、表示時間が長くなるにつれてコンバージョン率が下がり、7 秒で半減したという
出展:ネットショップ担当者フォーラム - EC サイトの業績に関わる"1秒"の価値。ユーザーの期待に応える表示速度を
メリット
- ユーザーのページ表示待ち時間が少なくなる
- サイト内の回遊率が上がりサイトの収益が向上する
- カルーセル表示で記事を読まれる確率が上がる
デメリット
- ページサイズの制限により、表現できるデザインに限界がある
AMPに対応したことの確認
Google により AMP が確認されると、以下のチェッカ―が緑色となり、ページは特別な扱いがされます。
当社ではAMP フレームワークにより、速やかに AMP サイトを構築します。貴社の現状の理解から企画の立案については、当社のプロフェッショナルへご相談ください。
事例
サイト:当社コーポレートサイト
課題:もともと Wordpress で構築されており、モバイルからのアクセススピードに問題があった
ソリューション:デスクトップもモバイルも同一 AMP ページにて構成する「スタンドアローン AMP」にて構築。
参考:AMP チェッカーにて、任意の当社コーポレートサイトの URL を入力すると、Google による AMP 有効判定を確認でき、当サイトのページがスタンドアローン AMP で実現したことが検証できます。